サウンド

サウンド admin Mon, 06/27/2016 - 08:09

あまりイヤートレーニングのコースの中に入っている項目ではありませんが、異なった音色を聞き分けることができるというのは、ほとんどのミュージシャンにとって重要なスキルです。鋭い聴覚を持つミュージシャンはミックスの中でどの楽器のボリュームが全体のバランスとどう影響しているか、強く弾くべきかソフトに奏でるべきか、もっとベース音が必要なのはどのパートか、エコーなどのエフェクトを聞かせるべきか、などを速やかに識別します。この耳を鍛える上で欠かせないスキル全般をこのサウンドのカテゴリーにまとめました。

音程を合わせる

音程を合わせる admin Mon, 06/27/2016 - 08:10

聞いた音の高さを声で再現することは、イヤートレーニングの中でも最もベーシック、かつ重要なスキルです。そのためあらゆるイヤートレーニングはこのことができることを前提に始まります。歌声がどうであれ、音の高さや周波数を高すぎず低すぎずに合わせることが必要です。音を外して歌っている人は、この大切なスキルをマスターせずに歌っていることが原因です。「音痴」という表現は音の高さを合わせることができないのに、いきなりメロディーを歌う人を指してよく使われる言葉です。しかし本当の意味での「音痴」な人は限りなく少数です。ほとんどの人はどのように音を合わせるかのトレーニングが必要なだけです。そしてこのスキルはトレーニングと練習によって確実に上達させることができます。

ボーカル・マッチをプレーして音を再現してください。歌った音の高さがライトで表示されますので、それをヒントに正しい高さを発声してください。

イントネーションとチューニング

イントネーションとチューニング admin Mon, 06/27/2016 - 08:11

音楽においてイントネーションまたは音調とは、ピッチの正確さを表します。つまりあるトーンのチューニングが合っているか外れているかということです。歌われる音や演奏される音はシャープに(目的のトーンより高い周波数)、あるいはフラットに(目的のトーンより低い周波数)聞こえるかもしれません。バイオリンやチェロのようなフレットの無い楽器では、運指の際にどれだけ正確に押さえることができるかということが、イントネーションを左右します。またチョーキングを多用するギタリストもイントネーションのセンスが要求されます。 チューニングは参照する音に合うまで音のピッチを調整することです。自分の声で音を合わせることは、イヤートレーニングでの重要なスキルのひとつです。チューニングは多くの場合耳で2つの音を聞きながら、片方を合わせることで行います。ギターなどの弦楽器の奏者は、パフォーマンス中にもチューンを合わせる必要がある場合がしばしばあります。

正しいイントネーションで歌ったり演奏したりするためには、ピッチのわずかな差異を聞き分ける音感が必要です。スピード・ピッチダンゴ・ブラザーズはこのスキルを伸ばす上でのトレーニングになるはずです。

ピッチ・メモリー

ピッチ・メモリー admin Mon, 06/27/2016 - 08:11

ミュージシャンは音の情報を記憶として、短期間、長期間ととどめておく能力を培います。そんな音の記憶の中でも基本的なものとしてピッチ・メモリー(音高記憶)というものがあります。簡単な例としては、コーラスグループなどが歌い始める前にピッチパイプで出だしの音を確認する際には、短期間のピッチメモリーを使っています。 さらに、曲がそのキーの1度の音で始まらない場合には、相対音感によって、出だしの音を思い起こし、記憶にとどめます。練習次第で、これらの作業は無意識に行えるようになります。 時には他のパートの演奏を聴きながらも自分のキーを頭に残しておかなければならない場合もあります。あるいは他の楽器で演奏された、または誰かが歌っているメロディーを、自分の楽器のパートに「翻訳」しなければならないこともあります。そのような際には、メロディーで使われている音の情報を区別して、記憶することが求められます。音色に惑わされずに音だけを記憶することは、音の記憶力を高める上での第一歩です。

ミキシング

ミキシング admin Mon, 06/27/2016 - 08:12

ミュージシャンたちが集まって演奏する際、それぞれの楽器のミックスと、そのボリュームが全体の音色を決める大切な要素になります。経験あるミュージシャンたちはメロディー、ハーモニー、リズムだけでなく楽器の特色や同時に弾いたときのボリュームを聞き分ける耳を持っています。 楽器の音それぞれの特徴、音量と音響、バンドの一パートとしての演奏、多彩な楽器が演奏される中で一つの楽器だけの音のバランスを判別すること、などへのセンスを養うには、異なる楽器の音と知り、コンビネーションの中で音がどのように聞こえるかに慣れ親しむ必要があります。

チャンネル・マッチ は曲のミックスの違和感を速やかに判別する耳を鍛えます。様々なジャンルやスタイルで使用される楽器の音の特色を理解し、聞き分けて調整するためのトレーニングをすることができます。

エフェクト

エフェクト admin Mon, 06/27/2016 - 08:13

今日のポピュラー音楽では、スタジオであれライブであれ、あらゆる種類のエフェクトが使用されています。エフェクトによって音に色味を与えたり、まったく別の雰囲気に変換してしまうこともあります。ギターやベースを弾くのであれば、少なくともいくつかの種類のエフェクトについては馴染みがあるかもしれません。エフェクトはアンプやPAミキサーにも付いています。 以下に挙げるのは、よく使われているエフェクトです: イコライザー(EQ) - シグナル内の特定の周波数を増強したり低減したりする。低音、中間音、高音を調整する。PAミキサーに付随していることが多く、フィードバックを低減するのにも使われる。 ディストーション/オーバードライブ - 元の音のシグナルを圧縮したりオーバートーンを加えることによって、音に「歪み」をもたらす。 リバーブ - 元の音に室内にいるような反響、残響効果をもたらす。音が部屋の壁にあたって反射するようなエコーをもたらす。 ディレイ - 特定の時間を置いて元となる音のシグナルを繰り返す。 コーラス - 元の音のシグナルを複数重ね合わせることによって音に厚みをもたらす。 フランジャー/フェイザー/トレモロ - 元の音の位相をシフトすることによって、音を干渉させて連続する音の効果を作り出す。 どんな楽器やスタイルであっても、これらのエフェクトのもたらす音の変化を知ることは良いミュージシャンとして成長する上で大切なことです。またどんな器具やセッティングを使うかということを決めるのに助けになるはずです。ライブ前にサウンドチェックをするときには、ミキサーの担当者にどんな音がPAから欲しいか(特にリバーブとイコライザー)を伝えるためにも必須の知識です。

 

音色

音色 admin Mon, 06/27/2016 - 08:14

音色(おんしょく)とは曲で使われる楽器の織り成す音、または音質のことです。個別の楽器の音を指したり、その集合した音のことを指したりします。ミュージシャンは曲の中でどの楽器が演奏されているかをその音色によって聞き分けられる必要があります。作曲や編曲に携わる人も、それらの知識やスキルがあれば幅の広いサウンドを頭の中で構成できるため、非常に有用な能力となります。

バンド・マッチでは異なる楽器とそれらのコンビネーションによって出来上がる音を識別して聞き分ける訓練をします。

イコライゼーション

イコライゼーション admin Mon, 06/27/2016 - 08:15

イコライゼーションとは楽器の音を調整して、特定の周波数帯域をブーストしたりカットしたりすることです。レコーディングやライブの際によく用いられます。サウンドエンジニアと呼ばれる人たちは必ず何らかのイコライザー(EQ)を使用しています。イコライザーを調整することで楽器の音質を変化させ、その音を特に目立たせたり、バックグラウンドに押しやったりできます。また特定のホールや室内、特にライブハウス内などでの音響B効果のバランスを合わせるのにも使われます。 もっともシンプルなタイプのイコライザーはトーン・コントロールで、オーディオシグナルからベース(低周波数)やトレブル(高周波数)を調整するものです。一般的なグラフィック・イコライザーは最低でも5つの周波数帯(バンド)分のスライダーがあり、それぞれの帯域をブーストしたりカットしたりできるようになっています。多くの楽器奏者、とりわけギタリストとベーシストはエフェクターと共にグラフィックEQを使い、音を調整しています。 参考:イコライザー(Wikipedia)

EQマッチでは5バンドイコライザー上での異なる設定で生じる音の変化を習得するトレーニングを行います。